矢沢永吉さんの「時間よ止まれ」のエピソードもビッグ

矢沢永吉さんについて

矢沢永吉 1949年 9月14日生まれ B型 

日本を代表するロックスター☆矢沢永吉さんは、令和7年、ソロ50周年です!

ファン層が、3世代にもなるくらいに、長くロックンロールで魅了してくれますね!

私もファン歴30なん年という、若輩者ですが、熱量はコアでベテランなファンの皆さんに負けませんよー!!

コンサートで次のイントロで、座るか立つかも早いのが自慢です(笑)

今回は、私が最初に矢沢永吉さんの衝撃を受けた歌で、『時間よ止まれ』について語らせて頂きます。

時間よ止まれ

1978年3月21日 CBSソニー発売。  作詞:山川啓介  作曲・歌:矢沢永吉

レコーディング参加アーティストがまたやばいです!

坂本龍一さん キーボード 橋幸宏さん ドラム (YMO)

斎藤ノブさん パーカッション (夏木マリさんの旦那さん)

後藤次利さん ベース(おにゃんこクラブの曲多し)

木原敏雄さん アコースティックギター 相沢行雄さん ギター(NOBODY))

名だたるミュージシャンが関わった、最高に豪華なCMソングで、矢沢さんの代表曲でなんです。

尚、木原敏雄さんは令和7年3月25日にお亡くなりになりました。矢沢さんの古くからの盟友で、レアめの曲でファンには知れた、よき作詞をしておりました。ご冥福をお祈りいたします。

あのCMについて

当時の資生堂のCMはリアルタイムで見れてません。なぜなら、私が生まれる数日前に出たものだから(あ、年齢バレた。)

しかし、私の小さいころには、よく懐かしいCMや歌やドラマなど、TV番組で見れたものです。

青い海とハツラツ笑顔の奇麗なモデルさん達が、自立した女感で颯爽としている。そこに矢沢さんの男らしい声と柔らかな曲、歌詞が妙にマッチしています!

当時の矢沢永吉さんは、ロックバンド・キャロルを解散して、ソロになって二年経ったところで、キャロルの矢沢から、矢沢永吉(一人のアーティスト)になろうと、もがいていた時期でした。

すみません、世代的にもキャロルを見てきてない、私が言うのはおこがましいですが、「矢沢永吉」の矢沢さんが私は大好きです。と、ご本人に伝えたい(心の叫び)

音楽プロデューサー酒井正利さんと矢沢永吉さん

なんで、音楽プロデューサーの酒井正利さんが?てなりますよね、実は、『プレイバック』という本にエピソードが載っていて、この名曲(時間よ止まれ)の面白い話が載ってるんです。

音楽プロデューサー・酒井正利さんは、電通の藤岡和賀夫さんから、資生の来春のCMのお誘いが来ると、酒井さんに会った際に、強烈なカリスマ印象を与えた矢沢永吉さんを思い出します。

酒井正利さんら、南の島に行くことになり

先に出た電通の藤岡和賀夫さんから、仕事抜きで南太平洋に行きませんか?と誘われ、八人のクリエーターで、南太平洋の島々を巡るという内容でした。

その参加メンバーも、作詞家・阿久悠さん、画家・池田万寿夫さん、イラストレーター・横尾忠則さんなど、豪華なメンバーでした。

旅の狙いは、タヒチ・サモア・イースター島を、参加者の言動から、次の広告のヒントや活動の指針を発見することでした。

この旅というのが、各地で原住民の暮らしを体験すること。例えば、現地人の食べ物を食し、船で魚釣りなど。恐ろしいことがあったり。コンプラ的に載せられない内容もあり、割愛します。

観光地を見るでも、ホテルに泊まるでもないきれいな感じの旅でなかったのです。滑稽で悲惨な旅と表現してました。(笑)

珍事件多き旅の夜に、みんなで集まり、思っていることや感じたことを話し合ったそうです。

ある夜、誰かが島の印象を「まるで時間が止まっているような・・・」という表現で語った。酒井もまったく同感だった

お察しのよい方は、「まるで時間が…」のところで ハイ!その通り!

この最大のテーマに到達いたしました。

 

資生堂CMソング『時間よ止まれ』

資生堂CMのイメージ・ソングのタイトルが『時間よ止まれ』に」決まり、歌は矢沢永吉でいこう!

都会で忙しく働く男たちの南国旅から、CMのインスピレーションに行きついた先が、矢沢永吉さんという男の歌うバラード。

これを機に、矢沢永吉さんの名前も広がり、女性ファンも一層増えたそうです。女性の使う化粧品のCMソングに、矢沢永吉っ!先進的すぎる!!

個人的には、いつの時代も資生堂さんのCMは、起用する歌手や、歌、コンセプトが素敵で見ちゃいます。

憧れの化粧メーカーは、資生堂でした。だが、入社試験は落ちました(泣)(笑)

『時間よ止まれ』の エピソード

これにはまたエピソードがあり、矢沢さんは、人の作詞に曲をつけることに抵抗があり、メロ先(先にメロディーが出来て、そこに歌詞をつける)になったそうです。

歌詞も、誰でもいいわけでなくて、自分のパッションと合致した人に頼みたいタイプだったので、運よく巡り合ったのが、作詞家・山川啓介さんでした。

数ある矢沢作品の作詞家の中で、私は山川啓介さんの作詞が大好き!!(興奮気味でつい)永ちゃんの生い立ちと時代背景や心を表したような、力強さ、負けん気、女性を見る目、せつなさ。

男でないと表せない詩が書ける天才なんです。

山川啓介 1944年10月26~2017年7月24日 

この歌いいなと、歌詞カードを見ればやっぱり山川さんがいるんです。ほかのアーティストの曲でも。

でも特別、永ちゃんのマイナーメロディーにしっくりくるんです!ロックでもバラードでも。

時間よ止まれのB面に『チャイナタウン』という、ファンには上位の名曲がありますが、これも山川啓介さんです。ジャスミンティーの香りが漂う風景と、甘く切ない恋の歌。

山川啓介さんが手がけた、矢沢永吉さんの作詞は『LAST SONG』という歌詞が遺作です。

年を重ねた男の心や生きざまが、最後まで泣かせる曲に仕上がってます。

山川啓介さん、ありがとうございます。ずっとあなたの書いた歌を大切に聴きます。

私と『時間よ止まれ』

私が初めて聴いたこの曲は、ライブバージョンでした。歌声もメロディも、キーボードのGuy Allisonのアレンジでの歌い方もお洒落で、「なんだこの曲は!」思いました。

それから『時間よ止まれ』に夢中。

あとになって、原曲を聴いたら、ライブバージョンとかなり違ってまして、アーバンでびっくりしたけど、二つともそれぞれ良いんです!

矢沢永吉さんのたくさんある名曲の中で、必ず上位に選ばれる『時間よ止まれ』

コンサートで聴けたら、イントロで歓声が上がり、椅子にみんな座る(バラードモードになる)一曲ですよね。

矢沢さんの歌っている時の顔も大好きで、その曲が歌われた時間も止まって欲しいんです。

Mum~ Stop the World

 

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